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明治時代に伝来したシクラメンは、クリスマスやお歳暮などの贈答品として需要が高まる冬の代表的な鉢物で、12月中旬に出荷のピークを迎える。生産者たちは花芽が中央に集まるバランスの良い株に仕上がるように葉を広げる繊細な作業に追われる。花の形がうつむいてみえる様子から、花言葉には「内気」「はにかみ」などがある。