紅赤は、1898年(明治31年)にさいたま市浦和区(旧木崎村)の農家の山田いちさんが発見したサツマイモです。当時はとても甘いイモとして人気を博し、「サツマイモの女王」ともいえる存在でした。
収穫量が少なく、栽培しづらいことから減退の一途をたどりましたが、さいたま市内では「さいたま市紅赤研究会」を中心に栽培されています。
程よい甘みと栗のような風味、ホクホクとした舌触りが特徴な紅赤は、油との相性が良く、天ぷらや栗きんとんなどの料理にするとより一層美味しく食べられます。
主な収穫時期 10月~12月
紅赤畑
紅赤
サツマイモに豊富に含まれるセルロースやペクチンなどの食物繊維は、便秘解消だけでなく、血液中のコレストロールを低下させる作用があります。全体にふっくらと太くずっしりと重く、皮の色が鮮やかでツヤのあるものを選びましょう。