管内の里芋は主に見沼田んぼで栽培されており、他の産地にはない独特のぬめり・ねばりがあり、非常に味が良いと高い評価を得ています。
8代将軍徳川吉宗は享保の改革において江戸の米不足を解消するために広大な見沼を水田に変えました。その後、昭和50年代から始まった土地改良により水田は畑に変わった見沼田んぼ。黒土で適度に湿度がある土壌は里芋の栽培に適しており、市場などの引き合いもあったことから大きく普及しました。
大宮地域では蓮葉系里芋「大宮1号」、浦和地域では土垂系里芋「見沼1号」が栽培されています。
主な収穫時期 10月~12月
里芋の植え付け
里芋畑
里芋の収穫
サトイモはイモ類の中でもカリウムが豊富で、高血圧予防にも効果的です。また、食物繊維や水分が豊富で便秘改善効果も期待できます。泥つきで表面が湿り気のあるものを選びましょう。