JAさいたまの子会社、㈱安行植物取引所は5月10日、植物取引センター(字川口市安行)で植木のせりを行いました。 全国でも珍しい植木の取引は、1月と8月以外の毎週火曜日に行われます。 特に、年に3回行われる「大せり市」の取扱量は通常のせり市を圧倒します。 せり落とされた植木類は、植木卸売業者、造園業者、園芸販売店などを通して消費者や施工主へと渡ります。 今回は、地元の安行をはじめ、東北、北海道、関東各県など日本全国から集められたサツキ・姫キャラ・キンメツゲ・モミジ・シャクナゲ・モチなど、7~8千本の様々な植木類がせりにかけられました。 この取引所で代表取締役を務めるJAの中村隆専務は「新JAさいたまとしても、この取引所のせり市を幅広い地域から見に来ていただき、買っていただきたい」と期待します。 また、JA南部統括部の小川勝副組合長は「安行から植木の里として、組合として、全国に向けて情報の発信をしていきたい」と意欲を示します。